今日はビリヤード経験1回の方から、10年以上の方まで気づいていないショットがブレる原因について書きます。
下記の図を見てください
腕の骨ですが、皆さんはこのように単純に関節が動くだけの動作で
ショットしていると想像していませんか?
実際には、筋肉はこのようになっています。
肘から下の腕(前腕)は、回旋(捻れ)するように筋肉が付いております。
複雑!
ちなみに肘自体を曲げる筋肉は、このたくさんの筋肉の中でも奥にある上腕筋という筋肉です。
つまりインナーマッスルなので、単体で動かすためには
周りに付いている筋肉は緩めなければいけません。
周りに付いている筋肉を使うと、捻ることしか出来なくなります。
どうすれば初心者の方でもブレないショットができるのか、
詳しくはレッスンで行っていますが、
まずは肘から下の力を抜き切ることです。
前腕に力を入れてしまうと、必ず筋肉は捻れてショットはブレます。
そして次に、前腕の力を抜いてもグリップの向きがキュー方向に向かない人は、
上腕(肘から上)の向きが合っていません。
ここは肩関節で肘の向きを整えるとグリップの向きも良くなります。
実際にはローテーターカフや、ゼロポジションというのが関係していますが、
そもそも複雑な筋肉ではないので、知らなくても問題ありません。
P.S
先日、トッププレイヤーがいらっしゃいました。
そこで色々とお話しましたが、前腕の事はやはり意識されていました。
もちろん目の使い方も!
トップになる方は、どちらかです。
・目の使い方、筋肉の使い方を知っている
・超ハイスペックである
このどちらかがあって、+練習量です。
ただ圧倒的に後者が多いと感じています。
この方は、昔から私が「絶対、仕組みを知っている」と思っていた方です。
それはこれまでの数々のタイトルが物語っていますし、
フォームやショットを見れば、ハイスペックに頼ってるだけかどうか判るのです。
ハイスペックだという自負がある方は、私のレッスンは必要ありません。
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